バリュー株投資を行う

投資で確実に成功するには、まず最初に本質的価値を推計することが不可欠だ。さもなければ、投資家として成功し続けるという夢は、夢のままで終わってしまう。

ハワード・マークス

「高い」「安い」という言葉については

何らかの客観的な基準が必要であり、最も実用的な基準はその資産の本質的価値と言える。そうすると、この原則の意味は明確になる。「本質的価値を下回る価格で買い、上回る価格で売れ」だ。もちろん、その言葉に従うためには、本質的価値とは何かをよく理解した方が良い。私にとっては、本質的価値を正確に推計することが、投資の出発点として欠かせないプロセスである 。

ハワード・マークス

本質的価値とは

PBR
将来性
成長率
株主
自己資本
かかわるファンド
事業内容(将来性)
時価総額(規模)
少なくとも上記を把握し同業他社と比較するのだが、一般以上の情報収集は不可能だ。 また、70%知れば十分だ。数字を確認すれば、将来が70%ほど見えてくるはずだからだ。逆に、慎重になり過ぎ「100%じゃないと心配だ」といってしまうと、時期を逃す。タイミングは非常に重要だ。安値が生じるのは一瞬で、その一瞬で判断・決断できなければ、タイミングを逃し、株価は平均に回帰し、一般的な投資と変わらなくなってしまうからだ。毎回一瞬での判断ではミスが多くなるのは必然だが、ミスが30%なら、70%の正解で間違いは埋まるだろう。結局「本質的価値」とはタイミングも含まれる、と私は言い切りたい。

nisai77

また本質的価値を生かすには

総合的に判断する能力は他者から提供される「必勝法」には載っていない。長年の努力、知識と経験とのすり合わせ、失敗から学ぶもの、全てを織り込んだ「投資哲学」がバランスを整え、とうとう勝利まで漕ぎ着けるのだ。投資哲学だが、「誠実であれ」「戦争銘柄は扱わない」「空売りをしない」などの各要素も、各々本来の「哲学」に沿ったものにするのが望ましい。想定外のケースが重なり窮地に追い込まれた時(相場でこういった場面は少なくない)、最後の最後に勝敗を分ける「非常に重要な判断基準」となるからだ。

nisai77